ひとりごちる

わたしのひとりごと

舞台『あの花』千秋楽

舞台「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」2月6日最終日、千秋楽の公演を見てきました!

 

わたくし初めての舞台観劇でございます。

やっとぼちぼち書こうかなと。

もう1ヶ月経ちそう笑

 

通称あの花は『幼少期に死んだ友達が10年後の夏に幽霊として現れる』という内容のアニメで、私は毎夏になると一気見する恒例行事があります。

(見すぎてセリフまで覚え始めたので夏はよく一人であの花ごっこする)

そのアニメが放送してから10年後の夏、それが今年(去年)の夏でした。

なので一年間ずっと色々な企画を行ってくださり、私もせっせと足を運びましたね。

夏の秩父(聖地)には3回行きました。もちろん企画展も!

ぽっぽの格好で行ったら盆地マジ暑すぎてシャツ脱いだらただのぢさいになってしまったのは良い思い出です。

冬にあった秩父の声優さんのイベントは行けなかった為、配信チケットを買い家で参戦。

ちなみにこの時初お披露目した『10年後の超平和バスターズ』の声劇やばかった……皆の将来の話とか……じんたんからあなるへのプロポーズとか。

その一年間の〆である舞台あの花。コロナで正直どうかな、延期・中止あり得る…とも思ったのですが、スタッフの皆様がどうにか開催してくださったので、私もばっちり対策して行ってきました。

 

席は真ん中ちょい前。ランダムだったにも関わらずなかなか良い席。

結構近くて役者さんの顔までしっかり見えたのでご満悦。

あなる役の桃月さん、遠目にもめちゃくちゃべっぴんさんで…うわ、真の美人で遠くても美人って分かるんだな…と感動。ガン見。

椅子は結構埋まってましたね!喜。

ストーリーはオリジナルの続編とかではなく総集編のような感じでした。

全体の流れは同じで尺を短くした感じ。ところどころ短くするためにシチュエーションや情報のピースが組み替えられていましたかね。

(ゆきあつ女装のあたりでもう皆がめんまを信じる。花火を見た後めんまの両親が話しかけてくる等)

でも全体をしっかりなぞりつつ必須エピは外さない、最高の脚本!

やはりゆきあつの土下座は最高ですね……土下座しゅき…(邪)

幼少期のターン、子供時代役の方のパクに役者さん方がアテレコする作りだったのですが、その声がピッタリパクに合っていて感動。

幼少期あなるとつるこ、めちゃくちゃ「こういう子いる!」ってなる仕上がりが最高に可愛かった……。

じんたんが土木系バイトをするところ、役者さんのアドリブ?台本?めちゃくちゃアレンジ入ってて凄いコミカルなターンあって面白かった!

まさかじんたんとぽっぽ二人がかりでバ先のおじさんをイジり倒すとは思わなかったですね……こういうのが舞台らしい”生ものの創作物”な感じがして良かった。

舞台は上段が森、下段が街のような使い分けで、下段に回る台があってそこに大道具を並べるイメージ。

マニアックですが裏で大道具さんが並べるガタゴト音が聞こえた時ふふってなりました。

黒子さんにも幸あれ!

 

2.5?舞台というのは初めてなのですが、皆声優さんと声が似てるものですね…他のもそうなのでしょうか?

じんたん、めんまを筆頭に超平和バスターズの皆さん声優さんと声が大変よく似ていました!目を閉じれば聞こえる入野自由……みゆ……。

ぽっぽ声量凄かった!マイク経由してるとは言え、こっちまで元気になるパワフルな声が響いてきましたね。

途中めんまのマイクの接続が一瞬怪しくなりハラハラしたのですが、(まぁめんまは幽霊だしマイクが上手く拾えなくても仕方ないな)と思ったら全然アリ。

 

ストーリーはもちろん全部知ってるのでニューエピソードに衝撃を受け泣く、というものはありませんでしたが、それでもあの花は何度追っても泣く。

会場的にはめんまの家に日記帳取りに行くあたりからスンスン鼻を啜る音が聞こえ始めました。

私の大のお気に入り「ふざけてるわね」が生で聞けて大喜び。

めんまの手帳、手紙もきっちりアニメと同じ物が使われておりました。

そして最後の”かくれんぼ”。

皆のめんまを呼ぶ叫び声が会場に響き渡り天井から降ってくる気がしてボロボロ泣きました。

上段の中央には大きな木。

上の段にめんま、下の段に皆でこっち(観客)を見て”お別れの言葉”をする流れだったのですが、最後の「めんま、見ーつけた!」で一斉に皆が後ろを振り返りめんまを見る。

「見つかちゃった」の瞬間目が眩むほど強い光が会場を照らし、照明が元に戻った瞬間めんまがいなくなっている……。

アニメでは白くフェードアウトして終わりだったのですが、その後のめんまがいなくなった木のところまで見せる演出においおい泣きました。

アニメにはない直接的な演出が生々しく”お別れ”を描いていましたね……あっぱれ。

 

千秋楽ということで、キャストさんが出てきてくださり挨拶も聞けました!

めんまちゃん泣いてた〜〜……

キャストさんが出てきた時に客席が拍手のみならず一斉に立ち上がり、「はっ!!」とスタンディングオベーションしました!!!

人生初です……なるほど、ああやって立ち上がるのか。

これが……スタンディングオベーション……あのスタンディングオベーション……!!って訳分からんところでも興奮しました。

ゆきあつ役の少年Tさん、顔が良かった。

 

とりあえずそんなところかなぁ〜〜

1年間あの花漬けだった気がします…とか言って春先友達に「ぢさいも知ってるっしょ?」「…ッえ!?!?」的な流れで知った野郎なのでどの口がって感じですが。

まさかあの花を10年後も公式を通して愛せると思いませんでした……こんなのあの花と黒バスくらいだよ…………。

また来夏もあの花見ます。

心が叫びたがってるんだ、空の青さを知る人よもね!

余談ですが敬愛するあの花等を手がけた脚本家、岡田先生が新作映画準備中とのことで今から胸熱です。

 

すごいダラダラ滔々と書いたなー草

それでは!